075-781-9523
〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町67
営業時間 / 9:00~18:00
右の席と左の席、格上の人はどちらに座る?
芝居などの舞台では、客席から向かって右側が上座、左側が下座となります。
これは舞台から見て、左側を尊いとする考え方からくるものです。
室町時代に大成した能楽では、正面奥に鏡板という板が置かれ、松の絵が描かれています。 これは単なる松ではなく、神事の際、神様を降臨させる「神籬」と呼ばれる榊を意味しています。
つまり、松の絵は、そこに神様がいることを示しており、神様から見て左側を上座とするのです。
古来日本では、右と左では、左のほうが“格上”とされてきました。
その理由をめぐっては諸説ありますが、まず人間にとってもっとも大事な心臓は、身体の左側にある。 そこから左が格上になったといわれています。
また、太陽を正面(南)に見たとき、左(東)は太陽が昇る方向でもあります。 ここからヒ(日)、ダ(出)、リ(方)という言葉が生まれたという説もあります。
こうした考えにもとづき、舞台の上座も神様から見て左側としたのです。 お雛様でおなじみの右大臣と左大臣も、やはり左大臣のほうが偉いです。
礼法でも「左上右下」というように、左が上座で、右が下座となります。 座る場合には、左側が正席、右が次席となり、ものを勧めるときは下座、つまり相手から見て右側から勧めなければならない。
ちなみに、お雛様で男雛と女雛を飾るとき、関東では雛壇に向かって左側が男雛、右側が女雛のなるのに対し、関西では右側が男雛、左側が女雛になります。
これは、国際儀礼を取り入れ、天皇の左側に皇后が座るという形に宮中のしきたりが改められた際、関東ではこれに準じたのに対し、関西は古来の伝統を受け継いだ並び方にもとづくためです。
ご参考までに・・・。
── 山太 北尾石材 ──────────
住所 京都府京都市左京区田中門前町67 電話番号 075-781-9523 FAX番号 075-781-0510 営業時間 9:00~18:00 定休日 不定休 ──────────────────────
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芝居などの舞台では、客席から向かって右側が上座、左側が下座となります。
これは舞台から見て、左側を尊いとする考え方からくるものです。
室町時代に大成した能楽では、正面奥に鏡板という板が置かれ、松の絵が描かれています。 これは単なる松ではなく、神事の際、神様を降臨させる「神籬」と呼ばれる榊を意味しています。
つまり、松の絵は、そこに神様がいることを示しており、神様から見て左側を上座とするのです。
古来日本では、右と左では、左のほうが“格上”とされてきました。
その理由をめぐっては諸説ありますが、まず人間にとってもっとも大事な心臓は、身体の左側にある。 そこから左が格上になったといわれています。
また、太陽を正面(南)に見たとき、左(東)は太陽が昇る方向でもあります。 ここからヒ(日)、ダ(出)、リ(方)という言葉が生まれたという説もあります。
こうした考えにもとづき、舞台の上座も神様から見て左側としたのです。 お雛様でおなじみの右大臣と左大臣も、やはり左大臣のほうが偉いです。
礼法でも「左上右下」というように、左が上座で、右が下座となります。 座る場合には、左側が正席、右が次席となり、ものを勧めるときは下座、つまり相手から見て右側から勧めなければならない。
ちなみに、お雛様で男雛と女雛を飾るとき、関東では雛壇に向かって左側が男雛、右側が女雛のなるのに対し、関西では右側が男雛、左側が女雛になります。
これは、国際儀礼を取り入れ、天皇の左側に皇后が座るという形に宮中のしきたりが改められた際、関東ではこれに準じたのに対し、関西は古来の伝統を受け継いだ並び方にもとづくためです。
ご参考までに・・・。
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定休日 不定休
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