075-781-9523
〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町67
営業時間 / 9:00~18:00
達磨の目はどちらから入れる?
「だるまさんが転んだ」にも登場する「だるまさん」は、実はインド人だったということをご存知ですか?
達磨大師というインドの高僧で、インドから中国にわたって嵩山少林寺に入り「面壁九年」の修行を積みました。 つまり、九年間も壁に面して座禅を続けたのです。
そしてついに禅の奥義を悟り、人々に教えたことから、禅宗の始祖といわれるようになりました。 その達磨大師をモデルとして、さまざまな俗信と結びついて庶民に広まったのが、皆さんおなじみの赤いだるまさんというわけです。
さて、そのだるまに願をかけるときには、目を描き込みますが、左右どちらの目から入れるのが正しいのでしょうか?
話は、江戸時代にさかのぼります。
過酷な年貢の取り立てに苦しんでいた農民が、張りぼてのだるまに手を合わせて祈りました。 縁起物は南向きに置かれる習慣があったから、朝日はだるまの左目に当たります。 そこで農民は朝日の当たった左目から先に塗り祈りました。
すると、願いはその日のうちに叶えられました。 「ありがたや、ありがたや。」と喜んだ農民は、感謝の気持ちを込めて、その日の夕方に夕日の当たる右目に墨を塗りました。
このエピソードから、一日を一年に変えて、年の初めに祈りを込めて左目を塗り、年の暮れに右目を塗る風習が生まれたと伝えられています。
ただし、この作法が正式だというルールがあるわけではありません。 どちらの目を先にするかは、地方によっても違いがあるし、お寺と神社では逆になっています。 お寺では左目を先に、神社では右目を先に塗るところが多いそうです。
ご参考までに・・・。
── 山太 北尾石材 ──────────
住所 京都府京都市左京区田中門前町67 電話番号 075-781-9523 FAX番号 075-781-0510 営業時間 9:00~18:00 定休日 不定休 ──────────────────────
21/03/31
21/02/28
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「だるまさんが転んだ」にも登場する「だるまさん」は、実はインド人だったということをご存知ですか?
達磨大師というインドの高僧で、インドから中国にわたって嵩山少林寺に入り「面壁九年」の修行を積みました。 つまり、九年間も壁に面して座禅を続けたのです。
そしてついに禅の奥義を悟り、人々に教えたことから、禅宗の始祖といわれるようになりました。 その達磨大師をモデルとして、さまざまな俗信と結びついて庶民に広まったのが、皆さんおなじみの赤いだるまさんというわけです。
さて、そのだるまに願をかけるときには、目を描き込みますが、左右どちらの目から入れるのが正しいのでしょうか?
話は、江戸時代にさかのぼります。
過酷な年貢の取り立てに苦しんでいた農民が、張りぼてのだるまに手を合わせて祈りました。 縁起物は南向きに置かれる習慣があったから、朝日はだるまの左目に当たります。 そこで農民は朝日の当たった左目から先に塗り祈りました。
すると、願いはその日のうちに叶えられました。 「ありがたや、ありがたや。」と喜んだ農民は、感謝の気持ちを込めて、その日の夕方に夕日の当たる右目に墨を塗りました。
このエピソードから、一日を一年に変えて、年の初めに祈りを込めて左目を塗り、年の暮れに右目を塗る風習が生まれたと伝えられています。
ただし、この作法が正式だというルールがあるわけではありません。 どちらの目を先にするかは、地方によっても違いがあるし、お寺と神社では逆になっています。 お寺では左目を先に、神社では右目を先に塗るところが多いそうです。
ご参考までに・・・。
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