なぜ着物は右前に着るのが正しいのか?

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なぜ着物は右前に着るのが正しいのか?

石屋のないしょ話

2020/09/30 なぜ着物は右前に着るのが正しいのか?

 

 

着物は、男性も女性も「右前」に着るもので、「左前」に着るのは亡くなったときだけ、と言うのが常識です。

死者には、生きていたときとは逆の「左前」にして経帷子を着せるのが慣わしです。

 

ところが、夏祭りなどで浴衣を着ている人を観察してみると、ふだん着慣れていないせいか右前と左前を勘違いして、逆にして着ている人が意外と多い。 そういう人はおそらく「右前っていうのは右の身ごろが前になることだよね」と勘違いしているのでしょう。

念のために説明すると、着物を着る際の「右前」というのは、右が前(表面)にくることではなく、「右の身ごろを先に着る」という意味です。 先に着る右の身ごろは、身体に直接触れるほうで、その上から左の身ごろを合わせるから、左側のほうが前(表面)にきます。 これが正しい「右前」なのです。

 

・・・と言う説明でもまだピンとこない人は、着物を着たつもりになって懐に手を入れる仕草をしてみてください。 多くの人は右利きだから、右手をすっと懐に入れるには着物の左身ごろが前にきていなければならないのです。

実は、着物を右前に着るというルールもここからきたもので、懐に入れた財布や小物をさっと取り出せる合理性が「着物は右前」というしきたりを生んだのです。

 

しかし洋服の場合は、男性の襟は右前で、女性は左前になっていることが多い。 このことも着物の「右前」「左前」を混乱させる原因の一つでしょう。 男性が着物を右前に着るなら、女性は反対の「左前」と勘違いしてしまうのです。

 

和服の合わせに男女の区別はないのです。

 

ご参考までに・・・。

 

 

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