お祝いの赤飯

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お祝いの赤飯

石屋のないしょ話

2021/03/31 お祝いの赤飯

 

 

最近は「赤飯おにぎり」や「赤飯のレルトパック」がスーパーやコンビニに並んでいるので、赤飯を食べたいと思えばいつでも食べられます。

しかし、昔の日本では赤飯は「ハレ」の日専用の食べ物でした。「ハレ」とは祭りや儀式、旅など、日常とは違うことを行うことで、赤飯はもっぱら神事のときに神様へのお供え物として用意されました。

 

米の栽培が始まった弥生時代より前は、日本人は粟やひえなどの雑穀をおかゆにして食べていました。そのうち、米の始まり、その米をふかして食べる方法も知られてはいましたが、ふだんは炊かずにもっぱらおかゆにして食べていました。ごはんを炊くのはハレの神事のときだけで、儀式がすんだあと、それをみんなで分け合って食べていたのです。

そういえば、現代でも七五三やその他のお祝いで赤飯を炊くと、隣近所や親戚に配るしきたりがあります。配ることで喜びのお裾分けをするわけですが、これもかつて神様へのお供え物を分け合って食べたことに由来する慣習です。

 

それにしても、なぜ「ハレ」の食事が赤飯だったのだろうか?

赤飯の色はいわゆる〝あずき色〟だが、昔の人はこの色を「赤」とみて縁起のいい色と考えていました。そこで「ハレ」の日には「赤」い米を炊いて「ケ」の日常と区別したようです。

民俗学者の柳田國男氏は『稲の日本史』のなかで、小豆を食べるのは潔斎に入る日と日常生活に戻る日の境目を赤飯の「赤」い色で意識するためだったと分析しています。

ちなみに、今の赤飯はもち米に小豆と煮汁を加えて蒸し、赤く色づけていますが、大昔は「赤米」という米を蒸して食べていました。米そのものが赤かったのです。

 

ご参考までに・・・。

 

 

 

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