日本人とお箸

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日本人とお箸

石屋のないしょ話

2021/07/31 日本人とお箸

 

 

箸は中国から伝わったものです。もともと神事に使うものとして伝来したため、儀式やごく一部の位の高い人だけが使うものでした。

しかし、箸を見た古代の人たちが、最初から「おお、これは便利だ!」と喜んで使ったわけではありません。箸文化が始まる前の日本では、柏や椎などの葉に盛った食べ物を手で食べていたので、箸のような面倒な道具は、当初はまったく歓迎されなかったのです。

 

そんな中「国際的に考えても、箸を使ったほうが文明的だ」と考え、箸の“普及活動”を行ったのが聖徳太子です。

ところが、聖徳太子がいくら箸を奨励してもいっこうに普及しません。そんな折、小野妹子たちが向かった第一回遣隋使への答礼のために、中国から使節団がやってくることになりました。

 

これに焦ったのが聖徳太子です。

なにせ超大国・隋の皇帝に向かって「日いづる処の・・・」と大口を叩いてしまった手前、「なんだ、偉そうなこと言ってるが、日本は手づかみでものを食べる野蛮国じゃないか」と見下されてはたまらない。

そこで、聖徳太子が使節団の歓迎会では全員箸を使うことと決めると、この作戦が大成功。当日の宴会では、全員がきちんと箸を使って食事をしたという。

 

ところが、これでめでたしめでたし、とはいきませんでした。

隋の使節団は、一般庶民の食事風景もちゃんと観察していて、その見聞記『隋書倭国伝』には、まだまだ庶民は手づかみで食べているということを記録されてしまいました。

と、多少のミソはついたものの、この一件以降、箸は一般庶民にも広く浸透して今日に至っているのです。

 

ご参考までに・・・。

 

 

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