お見合いの席では緑茶はタブー?

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お見合いの席では緑茶はタブー?

石屋のないしょ話

2022/08/31 お見合いの席では緑茶はタブー?

 

 

正式なお見合いは、ホテルや旅館などの個室で行われるものですが、その席に緑茶が出されることはまずないでしょう。

一般に、関西では昆布茶、関東では桜湯が用意されます。桜湯とは、塩漬けにした桜の花にお湯を注いだものです。

これは、お見合いの席で緑茶を出すことがタブーとされているからです。その理由は、緑茶が仏事と深く結びついてきたことにあります。

 

昔から、緑茶は葬儀や法事の引き出物として利用されてきました。香典返しとして緑茶を受け取ったことがある人は少なくないでしょう。そのため、緑茶は縁談の席には不似合いというわけなのです。

 

また「お茶」は、昔から隠語の世界では「女性自身」や男女の交わりと結び付けられてきました。「茶碗」「茶壷」は女性自身のことを、「茶柱」といえば男性自身のことを表します。さらに花柳界では、客がつかず暇なことを「お茶をひく」と表現します。

 

若い男女が初めて顔を合わせる席で、いきなり緑茶が出てくると、そういったものを連想させかねません。

それに対し「昆布茶」なら、「よろこぶ」や、子宝に恵まれるという意味の「子生婦」に通じます。また、桜湯はその華やかさがおめでたい席にふさわしく、お見合いの席に用いられることが多くなったのです。

 

ご参考までに・・・。

 

 

 

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