075-781-9523
〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町67
営業時間 / 9:00~18:00
亥の子
旧暦十月の亥の日には、農作物の豊作を田の神に感謝する収穫祭が行われます。これは「亥の子」といって、西日本中心に見られる行事で、関東では旧暦の十月十日に行われる「十日夜」という収穫祭と一緒になっているところもあります。
「亥の子」は、もともと平安時代の宮中行事で、亥の日の亥の刻に大豆などで作った餅を食べると病気をしないという中国の風習を取り入れたものでした。天皇をはじめ、宮中の役人が亥の日亥の刻に餅を食べて万病を払ったといいます。また、多産である亥(猪)にあやかって、子孫繁栄もあわせて祈願されました。
多産の神は豊穣の神にも通じるとされたため、農村では田の神に感謝する収穫祭となりました。商家でも多産を商売繁盛ととらえ、同様に亥の子を祝いました。
普通は十月の最初の亥の日に祝われましたが、江戸時代には最初の亥の日は武士、第二の亥の日は農民、第三の亥の日は商人が祝う日とされました。
亥の子の日には「亥の子突き」という子供の行事があります。子供たちが歌を歌いながらワラや石で地面を叩きながら、一軒一軒を訪ねて歩き、褒美に亥の子餅をもらいます。地面を叩くのは、大地の神を呼び起こすためなどといわれています。
ちなみに、京都にある愛宕神社は防火の神として知られる神様です。イノシシはそのお使いとされ、昔から火災を防ぐ動物として祀られてきました。
ここから、「亥の子」には炬燵(こたつ)などの火を入れたり、炉を開いたりし、火災が起こらないようにと祈願するのです。
火入れをしたこの日の亥の刻(21~23時)のは、新米でつくった「亥の子餅」をいただきます。
ご参考までに・・・。
── 山太 北尾石材 ──────────
住所 京都府京都市左京区田中門前町67 電話番号 075-781-9523 FAX番号 075-781-0510 営業時間 9:00~18:00 定休日 不定休 ──────────────────────
23/03/03
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旧暦十月の亥の日には、農作物の豊作を田の神に感謝する収穫祭が行われます。これは「亥の子」といって、西日本中心に見られる行事で、関東では旧暦の十月十日に行われる「十日夜」という収穫祭と一緒になっているところもあります。
「亥の子」は、もともと平安時代の宮中行事で、亥の日の亥の刻に大豆などで作った餅を食べると病気をしないという中国の風習を取り入れたものでした。天皇をはじめ、宮中の役人が亥の日亥の刻に餅を食べて万病を払ったといいます。また、多産である亥(猪)にあやかって、子孫繁栄もあわせて祈願されました。
多産の神は豊穣の神にも通じるとされたため、農村では田の神に感謝する収穫祭となりました。商家でも多産を商売繁盛ととらえ、同様に亥の子を祝いました。
普通は十月の最初の亥の日に祝われましたが、江戸時代には最初の亥の日は武士、第二の亥の日は農民、第三の亥の日は商人が祝う日とされました。
亥の子の日には「亥の子突き」という子供の行事があります。子供たちが歌を歌いながらワラや石で地面を叩きながら、一軒一軒を訪ねて歩き、褒美に亥の子餅をもらいます。地面を叩くのは、大地の神を呼び起こすためなどといわれています。
ちなみに、京都にある愛宕神社は防火の神として知られる神様です。イノシシはそのお使いとされ、昔から火災を防ぐ動物として祀られてきました。
ここから、「亥の子」には炬燵(こたつ)などの火を入れたり、炉を開いたりし、火災が起こらないようにと祈願するのです。
火入れをしたこの日の亥の刻(21~23時)のは、新米でつくった「亥の子餅」をいただきます。
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