年男

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石屋のないしょ話

2022/12/31 年男

 

 

年男というと、節分に豆まきをする人を思い浮かべますが、本来は正月行事を主宰する人をいいます。

武家では故実・儀礼に通じた家が専任されていて、室町幕府では伊勢氏が務めました。江戸幕府では老中職にある大名が行いますが、江戸城大奥では留守居が務めました。

 

一方、一般の家庭では年男は家長の役目であり、地方により長男や奉公人頭が務めることもありました。「節男」「若男」ともいいます。

年男は正月準備の始まる十二月十三日の煤払い、松迎えから正月飾りのいっさいを取り仕切り、除夜には起きていて年明けとともに若水を汲みに行きました。この若水を年神様にお供えしたり、元旦の炊事をするのも年男の役目とする地方は、各地にみられます。

 

節分のときに豆まきをするのも、一般に家長の役目です。しかし、寺社では生まれた年がちょうどその年の干支にあたる人、あるいは厄年にあたる人を年男として豆まき役に頼む慣習がありました。最近では干支に関係なく、人気力士や芸能人に頼むことが行われています。

 

田沼意次が三十代半ばで九代将軍家重の側衆だったとき、留守居に代わって大奥で年男として豆まきをしたことがあります。好男子の評判が高かった意次が、大奥の人気を得るために買って出たようで、この後、彼は四十歳で一万石の大名に取り立てられています。意次は大奥の隠然たる力を利用したのです。

 

ご参考までに・・・。

 

 

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