石屋のないしょ話 vol.3

何事も近代化された今日は、人々の生活を筋肉労働から頭脳労働へと変えてしまいました。 今月は心の病とも言えるストレスについてお話します。
本来、神経と筋肉はともに動物が身体を動かし行動するために進化・発達してきたものですから、神経と筋肉の両方を合わせて使用しなければ、アンバランスになり欠陥が生じてくることになります。 さらに現代社会の過剰な精神的ストレスが加われば、加速的に「心の病」を増やしてしまうのは言うまでもありません。
「心」を辞書で調べると、「知・情・意などの働きのもとになるもの、またはその動き」と書かれています。 つまり、知性が非常に豊かであっても、人間らしい思いやりが欠けていたり、やる気がなければ健康な心の持ち主ではなく、逆にやる気ばかりが旺盛でも知や情が伴わなければ、これもまた健康な心の持ち主とは言えないのです。
事実、ストレスの多い職場では神経症や心身症だけでなく、精神病の発病率も高くなる言います。 厳格で小言ばかり言う上司の下では心の病になる部下が多く、単身赴任や転勤などを頻繁に行っている職場でも心の病を発病する人が多いと言われています。 
ある調査では、運動・スポーツに期待するものとして「ストレスの解消」が圧倒的に多く、「成人病の予防」や「体力の増強」よりも多いのです。 この結果は現代社会の人々が強くストレスを感じており、運動・スポーツに強い期待を抱いていることを示しています。 運動・スポーツでのストレス解消作用には、運動やスポーツの持つ娯楽性・気晴らし機能・孤独感の解消・達成感などの心理社会的側面や、苦痛を軽減し多幸感を生じさせるような体内麻薬の分泌や、脳神経・筋のリラクセーション効果などの生理的側面があります。  

適度なストレス(快ストレス)
・適度な量と質、受けてにあったストレス
・心身の動きを活発にする
悪いストレス
・神経症は不安、不満、恐怖、欲求などのストレスによる心の異常
・不眠症、頭痛、不安神経症、強迫神経症、抑うつ神経症など
・心身症:潰瘍、慢性胃炎、高血圧症、虚血性心疾患、気管支喘息、円形脱毛症など

皆さんもストレスのためすぎには、くれぐれも気を付けて下さい。
石屋のないしょ話でした・・・。