石屋のないしょ話 vol.125

明けまして おめでとうございます。 今年もgood-stoneをよろしくお願い致します。 2013年1回目の《石屋のないしょ話》は、京都にある様々な「御利益」祈願所についてお話します。 

仏事Q&Aで「御利益」とは「おかげ」を知ることであるとお話しましたが、やはり様々な御利益をかかげている神社・寺院にお参りしたくなりますよね? いくつかご案内します。
まず、蹴鞠の神様を祀る末社を持つ白峯神宮(京都市上京区今出川通堀川東)は、サッカーの神様として中学・高校のサッカー選手がお参りにやってきます。 この神宮の祭神は崇徳天皇で、百人一首にある「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末にあわんとぞ思ふ」の和歌から、恋愛成就の神様としても祈願されています。 また、清水寺(京都市東山区清水)の境内にある地主神社には、恋占いの石があります。 離れた二つの石の一方から目を閉じてもう片方の石にたどり着ければ恋愛が成就するといわれており、若い人たちの人気を集めています。
最近、パワースポットの神社として多くの人たちがお参りに訪れる下鴨神社(京都市左京区下鴨)の摂社の相生社に「連理の賢木」という木があり、縁結びや夫婦和合の御利益があるとされています。 JR京都駅の西、油小路通塩小路下ルに鎮座する道祖神社(京都市下京区)は、祭神の「さえの神」がいつの間にか「さいの神」→「幸いの神」となり、幸せを授けるとして良縁祈願の神社になっています。 ここでは良縁のお守りとして「土鈴のお守り」を授与しています。 
嵯峨に鎮座されている野宮神社は「源氏物語」の「賢木」の巻で、源氏の君と六条御息所が出逢ったという記述から縁結びの御利益があるとされ、美しい錦織のお守りを授与しています。 少し変わった御利益の寺院に、千本通上立売上ルにある石像寺(京都市上京区)があります。 釘抜き地蔵を祀っているが、釘抜きが「苦を抜く」として痛み止めの御利益があるとしています。 御利益を受けた人は、お礼に釘抜きを奉納するそうです。 
安井金比羅宮(京都市東山区東大路松原上ル)は、悪縁を切り良縁を結ぶ御利益で有名です。 悪縁を切る時は祈願札をいっぱい貼った半円形の「塚の穴」を潜り抜け、逆に良縁を得たい時には塚の裏側の穴から手前へ潜り抜けます。 貴船神社(京都市左京区鞍馬貴船町)の本殿から奥宮に行く途中の「結社」は磐長姫命を祀り、古くから良縁を結ぶ女神として信仰されています。 亀岡市千歳町の出雲大神宮(元出雲)も良縁祈願の人々が多く訪れることで有名です。 お参りに行かれる方は、「おかげ」が最大の御利益であることを念頭において御祈願して下さい。
 
石屋のないしょ話でした・・・。