石屋のないしょ話 vol.161

明けまして おめでとうございます。 今年もgood-stoneをよろしくお願い致します。 2016年1回目の《石屋のないしょ話》は、「お年玉」についてお話しします。

今も昔も、お正月をむかえた子供たちが心待ちにしているお年玉ですが、もともとお年玉はお金ではなく、お餅だったことをご存知でしょうか? 現に、今も元旦にお餅を配る風習は各地に残っていて、その一つ、鹿児島のある地域では元旦に神様に扮した大人が子供たちに一つずつ丸餅を配ります。 


その丸餅は「年玉」と呼ばれ、子供たちはお餅をもらうことでまた一つ年を取り、成長するという意味があります。 それにしても、なぜ丸いお餅を配り、それを「年玉」と言ったのでしょうか。 お餅は本来、神様にお供えするための食べ物で、丸い形には神様が宿ると信じられていました。 つまり、神様にお供えした丸餅には、神様が乗り移っているわけで、いわば神様の分身です。 それを「年玉」と言ったのは、お餅に神様の“みたま”が入っているからです。 本来のお年玉は、たいへんありがたいものだったのです。
石屋のないしょ話でした・・・。