石屋のないしょ話 vol.58

神社にお参りするというと、多くの人が初詣を思い浮かべるのではないでしょうか? また、お宮参りや七五三などのお祝い事・合格祈願や、旅先でその地の有名な神社を訪れるといったこともあるかと思います。 しかし、正しい手順でお参りできているでしょうか? 今月は知っているようで知らないお参りの手順についてお話します。
日常生活では、ひんぱんに神社を訪れる人は少ないかもしれませんが、日本人なら、神社にお参りするときの正しい手順を心得ておきたいものです。 おおまかにいうと、まずは「浄め」、つぎに「参拝」となります。 浄めは、神社の境内の手水舎で行います。 手水舎の手水鉢の前に来たら軽く一礼し、右手で柄杓を取って水をすくい、その水を左手にかけて洗い浄めます。 そのあと、左手で柄杓を取り、同じ要領で右手を浄めます。 次に右手で柄杓を取り、左の手のひらに水を注ぎ、その水で口をすすぎます。 使った柄杓は、そのまま元の位置に戻してはいけません。 いったん垂直に立てて、残りの水で柄の部分を浄めてから、元の位置に戻して一礼します。  
こうして身を浄め、本殿へと向かうわけですが、参道を進むとき、その中央を歩いてはいけません。 参道の中央は神様の通る道だからです。 本殿まで進んだら参拝です。 本殿の前に立ち、軽く一礼します。 このあと、賽銭箱に賽銭を入れ、鈴を鳴らして拝礼をします。 拝礼の作法は「二拝二拍手一拝」が基本です。 つまり、二度おじぎをして、二度手をならしたのち、両手を合わせてお祈りをして、もう一度おじぎをします。 このうち拍手は、まず胸の前で両の手のひらを合わせ、右手をわずかに下にずらしながら、両手を肩幅の広さにまで広げ、両てのひらを打ちます。 本殿から立ち去る前に、本殿に軽く一礼して参拝は終了です。 おみくじを引いたり破魔矢を買ったりするのは、参拝が終わってからです。 
石屋のないしょ話でした・・・。