石屋のないしょ話 vol.94

今月は五日に県神社で行なわれる「県祭あがたまつり」についてお話します。 
五日から始まったお祭りは、深夜だというのに毎年十万人以上の人手で熱気にあふれています。 「暗闇祭」と別称される県祭は、日付がかわった六日にこのお祭りのクライマックスの「梵天渡御」を迎えます。 梵天とは御幣のことで、約千六百枚の白い奉書紙を球状に束ねて長さ約2、4メートルの丸竹につけ、直径1メートルほどの「梵天御輿」がつくられます。 五日の午後十一時頃から法被姿の担ぎ手が掛け声をかけながら、灯かりをおとした街道を練り歩き、途中御輿をぐるぐる回す勇壮な「ぶん回し」に見物客からは大きな歓声があがります。 後に配られる梵天の奉書は魔除けになるとされています。
石屋のないしょ話でした・・・。