仏事Q&A
其の九


Q. 以前に購入したお墓がありますが、住まいから離れています。移転を考えていますがどのようにすればよいでしょうか?

A. こういったことを最近とても耳にする事が増えてきました。このように考えておられる方は、仕事の都合や結婚にともない故郷を離れてしまった方や両親が2〜30年前に購入した郊外型の霊園にお世話になっておられるなどから多く聞かれます。お墓を持つということは永代の使用料(借地権)を支払うということです。ですから都合で移転をしたいと思っても返金されるケースは非常に少ないのが現実です。しかし墓地の形態によって事情は色々あります、お寺さまや霊園管理者に相談される事がよいでしょう。特に最近多いのが2〜30年前に両親が購入した郊外型の霊園からの移転を考えておられる方が増加してきたようです。これは連れ合いを亡くし一人でお参りに行くには交通の便が悪く子供に頼むのも頼みにくいといった事情がありそうです。
遺骨を埋葬されているケースと未使用の未埋葬の墓地では移転にともなう手続きに大きな違いがあります。
すでに埋葬されている場合は、遺骨を移す際に受入地の墓地を確定しないと返還できませんし勝手に遺骨を持ち出す事も不可能です。新墓地の受入証明書(使用許可証)が必要ですしそのうえ旧墓地に石碑がある場合は解体処分費や移設の際の費用も考えておかなければなりません。墓地の近くの保健所や区役所などで所定の手続きも必要です。
いままでお参りをしていた石碑は、新しい墓地に持ち込める事も十分考えられますので石材店に相談される事がよいでしょう。いずれにせよ年をとって自分や家族のニーズが「墓参は近くで」と考えられているのであれば費用もかかる事なので跡を継いでくれる子供とともに余裕を持って計画を立てて望む事が必要でしょう。家族の財産をより良い形で活用するためにどうすればよいか寺院や霊園、石材店などと相談してみて下さい。
ご参考までに・・・。