仏事Q&A
其の十一


Q. 「共同墓」について教えて下さい。

A. 最近では、家族形態やライフスタイルの変化に伴ってお墓のあり方が多様化しています。その一環として「共同墓」や「個人墓」を求める声が増えてきました。「共同墓」とは、お墓の跡取りがいないなどの継承者問題を抱えた人のために登場したものです。形式は様々で、共同体や市民団体が運営するものや会員組織にして維持・管理するものなどがあり、入会の条件をはじめ、システム・費用など多種多様です。また永代供養墓の合葬形式(通常の墓石を建てず、他の遺骨と一緒に合葬される形式。最初から合葬される場合と、一定期間納骨堂で預かった後に合葬される場合がある)も、同様と考えて良いでしょう。
「共同墓」のメリットとして、個人でお墓を作るより費用が安くてすむという点やお寺が永代(期限付きも有)面倒を見てくれたりすることにより無縁にならなくてすむという点があります。ただ、どのような形態になっているのか実際に自分の目で確かめるのをお薦めします。近年は、共同墓といっても納骨は別々に行う事ができるものも出てきています。
さらに共同墓でも気の合った友人と一緒に入る、位牌ともに二人並べて祀ってもらうことができるものまであります。今後、どのような形態のお墓を選択すればいいのか考えるときに「あなたは自分の人生にどういう思いやこだわりをもってきたのか」とういことから考えてみて下さい。あなたが生涯生きてきた軌跡を表現し安らかに眠りたい、家族や友人知人にもお参りしてほしいと考えるなら「家族墓」や「個人墓」がお薦めです。子供もいないし、お墓を建立しても継いでくれる人がいない場合は永代供養付きのお墓を選べば安心です。今は情報が溢れている時代です、きっとあなたのニーズに合った「お墓」が見つかるはずです。
ご参考までに・・・。