仏事Q&A
其の百十七


Q. 仏事の場で心得ておかなければならないことは何ですか?

A. まず服装についてですが、お葬式や御仏事・お祝い事の初参式や仏前結婚式など仏事も様々ありますが、それぞれの儀式に応じた正式な服装(式服)にこしたことはありません。 ただ、主催者側がお参りに来られる方々にあまり負担がかからないように平服で・・・という場合もありますので、案内を頂いたら主催者側に問い合わせるのもよいでしょう。 ただ、お通夜は他の仏事とは少し異なります。 ご葬儀もご法事も○時から○時までという限定された儀式ですが、お通夜は○時からお勤めが行なわれるだけで、その後は夜を通して縁ある方々が亡き方を偲ぶ場です。 ですから、お仕事や時間の都合などで式服に着替える余裕がなければ平服でもかまいません。
そして、どのような仏事の時でも忘れてはならないのがお念珠です。 お念珠は仏様に礼拝するときに忘れてはならない仏具です。 蓮如上人は「お念珠を持たずにお参りすることは、仏様を素手でわしづかみにする無作法なことだ」と諭されています。 基本的な作法は、普段は左手で持って、拝む時は両手に通すということです。
最期になりましたが、どのような仏事でも大切な意義があります。 社交辞令やお付き合いというような気持ちで参ることはもってのほかです。 その仏事の意義に心をとどめて静かに仏様にお参りし、仏様の教えに耳を傾けることが大切です。 また最近、携帯電話をお持ちの方が多いですが、仏事の途中でコール音が鳴ると、せっかくの厳粛な場が台無しになりかねません。 会場に入ったら必ず電源を切ることを忘れないようにしましょう。
ご参考までに・・・。