仏事Q&A
其の百四十七


Q. 「如何菩提いかんぼだいって、どういう意味ですか?

A. 悟りとはどのようなものか、ということについては、お経にも様々な言葉で説いてあります。 しかし、これほど端的に答えた言葉はないのではないでしょうか?

「如何菩提
いかんぼだい==悟りとは何か」
「如実知自心
にょじつちじしん==実の如く自心を知ること」
人は誰しも、自分の心を知っているようで知りません。 知っていても、認めないこともあります。 自分の性格や性質、長所、短所など、客観的につかめているかどうか、疑わしいものです。 ましてや、心の奥深く、深層心理がどのように働いているかは、なかなか気付けないし、気付いても認められないことが多いのではないでしょうか?
それは、他人から短所を指摘されたとき、怒りの気持ちがわくことからも証明されます。 自分の心を全て知り尽くすということは、大変難しいことなのです。 嫌な面、良い面を客観的に分析し認めることは、なかなかできるものではありません。 他人から指摘されても「その通りです」と素直には言えないのが人間なのです。 
だからこそ、自分の心を把握することは大切なのでしょう。 自分はどんな性格か、どんな心の持ち主なのかをよく知り、嫌なところを認めることができれば、自分自身が変われるのです。 自分自心の真実を知り、素直に認めることは、まさに悟りなのです。
ご参考までに・・・。