仏事Q&A
其の百四十九


Q. 縁起って担ぐものなのですか?

A. 「本来の縁起は担ぐものではありません。 いいとか悪いとか気にするものでもありません。 縁起は、知ることが大切なのです。
縁起とは、原因と結果の関わりを説いた教えです。 それは、このように説かれます。
「これがあれば、かれがある。 これが生ずれば、かれも生ずる。 これがなければ、かれはない。 これが滅すれば、かれも滅する。」
世の中のすべての現象には必ず原因があります。 その原因があったればこそ結果が生まれるのです。 
ならば、その原因がなければ、それに伴う結果はなくなります。 世の中の現象や物事はすべてお互いに関わり合って結果を生じているのです。 そして、その結果が原因となって次の結果を生んでいくのです。 
縁起は、起きたことの原因を知りましょうという教えなのです。 悩みの原因・苦しみの原因を知って、その原因を解決すれば悩みも苦しみもなくなるのです。 苦しみの原因が滅すれば、苦しみも滅するのです。 悩みや苦しみの原因を探ってみましょう。 どうしてそうなったのか、ゆっくり考えてみましょう。 あなたの悩みにも必ず原因があるはずです。 その原因を知れば、悩みや迷いから解放される方法も見つかることでしょう。 縁起は担ぐものではなく、苦しみの原因を知り、そこから解放される教えなのです。
ご参考までに・・・。