仏事Q&A
其の百七十五


Q. 和敬清寂わけいせいじゃくとは、どういう意味ですか?

A. 仕事の会議や友人との会話で、時には意見がぶつかることがありますよね? 議論を交わすことは大切ですが、話が平行線をたどり始めたら要注意です。 そんな時には「和敬清寂」を思い出して下さい。
“敬う”ということは、相手に合わせて単に「うん」と頷けばいいというものではありません。 相手の意見を認め、また同時に自分の意見も聞いてもらう。 お互いに譲り合って関係をつくっていく。 ここから「和」という状態が生み出されるのです。 敬うことでお互いに寄り添えば、そこに穏やかな調和が生まれる・・・。 「和敬清寂」とは、そういう意味なのです。
会議で二つの案が出たとすれば、対抗して悪い部分ばかりを指摘するのではなく、良い部分は良い部分として認め、歩み寄っていくことで、より良いアイデアが生まれることもあるでしょう。 意見は人それぞれで、同じではありません。 だからこそ、その違いを尊重していくことで、「和」を創りだすことができると考えてみてはいかがでしょうか?
ご参考までに・・・。