仏事Q&A
其の八十三


Q. 盆踊りと仏教は関係があるのですか

A. 今では“盆踊り”は、夏の風物詩になっていますが、本来は盆に行われる踊りの総称で、精霊供養とか神をまつる宗教行事です。 お盆に帰ってくるご先祖様の御霊を慰め、またお送りする踊りで、もとは念仏踊りなどからおこっているといわれています。 今では盆踊りとなると、やぐらを中心に輪を作って踊る輪踊り形式が多くなりましたが、昔は新盆の家を踊りながら巡って歩くという形式のほうが多かったようです。
民謡で有名な“さんさ踊り”などは、この行列形の一つです。 またお盆にこられた精霊を迎えてご馳走した後、村のはずれまで踊りながら送っていくという風習もあります。
輪踊りは神様が降臨してきた場所を中心にして(やぐらに笹竹をたてるのは神様の依代よりしろです)、それを取り囲んで踊りまわるという風習からおきてきているもので、今では盆踊りというと、この形式が主になってきているのは、場所がなくなったせいでしょうか。 盆踊りに必ずといっていいほど歌われる“佐渡おけさ”はこの盆踊り歌の代表的なものですが、多く歌われている民謡や踊りは皆この盆踊りから出てきています。
ご参考までに・・・。