仏事Q&A
其の九十二


Q. 故郷の家に仏壇があるのですが、今の家にもまつるのでしょうか

A. お仏壇はすべての家におまつりするべきです。 お仏壇は仏様をおまつりするところであって、お位牌壇ではないのですから、実家でご先祖様のおまつりをしているから、実家を出た者はいらないと考えるのは間違いです。 お仏壇はご先祖様のお位牌をおまつりするところではなく、仏様・ご本尊をおまつりするところ、つまり仏様の浄土なのです。 お仏壇の中にお位牌を安置するのは、常に仏様のおそばにいられるようにという心のあらわれなのです。
この頃の若い人たちにお家の宗旨は?と聞いても、答えられる人は十人の内一人か二人です。 後は「わかりません」「家には先祖がありませんから仏壇はありません」という答えが返ってきます。 
ご先祖様がないはずはないのですが、おそらく、お仏壇はお位牌をまつるところと思い違いをしているところから、そういう答えになるのでしょう。 いずれにしても、自分の信仰をもたないことは残念なことです。 そこまではっきりしていなくても、ご自分の家にお仏壇をまつり、朝夕家族で手を合わせるようにしたいものです。 そこには、他人を思いやる心・ものを大切にする心・すべてに感謝する心が自然と生まれてきて、あたたかい家庭が作られます。
ご参考までに・・・。