体験教室のご案内

075-781-9523
〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町67
営業時間 / 9:00~18:00
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営業時間 / 9:00~18:00
体験教室のご案内
京都の石材店「北尾石材」では、講師の指導のもと、伝統ある石臼を製作する体験教室を開催しております。
近年、石臼は日本のみならずヨーロッパ、アメリカでも流行の兆しがあります。
そんな石臼には、以下に記載しているようなあらゆる特性があります。
当社の石臼製作体験教室にご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。
石材特有の微細表面構造が、他の物(金属・砥石)を用いても同じ効果が出ない。
石臼は叩くのではなく剥がしていくような作用で砕いていくため、物質固有の構造を壊すことなく粉砕できる。
石臼の回転速度が機械と比べて格段に遅いため、局部に高熱を発生する現象を抑える事ができる。
石臼面に閉じ込めた状態で粉砕するため、香りが飛ばず、粉塵も発生しない。
石臼は粉砕と同時に石臼面で練る機能を持っている。また角の取れた丸い粒子になる。
石臼に刻んだ溝が、通気性を良くし熱がこもる事を防いでいる。
石臼に刻んだ溝が、通気性を良くし熱がこもる事を防いでいる。
石臼は、紀元前何百年も前に西アジアで完成され、シルクロードを経て中国大陸に伝わり、日本へ渡ってきたとされています。
石臼の目は世界共通のパターンで、目のデザインはメソポタミア文明の高い数学思想から生まれたのではと考えられています。
人にやさしく、地球にもやさしい”石臼”。
復活するのも当然かもしれません。
弊社では、大きさ、目的に応じた”石臼”を製作します。
お気軽にご相談ください。
期間:6ケ月(12回)
日時:第2・第4土曜日 14:00~16:00
募集時期:随時募集
定員:5人
教室場所:弊社静原店(京都市左京区)
受講料:46,200円(12回分/税込み)
材料費:6,000円
入会金:3,000円
講師:一級石材加工技術士 筋 栄次
初回:形切削・加工作業
第2回:上臼の天場加工
第3回:上臼挽き面荒加工
第4回:下臼底面加工
第5回:下臼挽き面加工
第6回:上下臼挽き面調整加工
第7回:上臼取っ手部加工及び取っ手製作
第8回:取っ手部穴あけ加工
第9回:挽き面加工(目立て)
第10回:挽き面加工(目立て)
第11回:各部調整
第12回:試し挽き、調整~完成
・受講料は講座の初回に(12回)を前納でお願いします。
・納入された受講料は原則としてお返しいたしません。
・講座は祝祭日・振り替え休日・ゴールデンウィーク・盆休み・年末年始は休講とします。
・弊社の都合で休講となる場合は、補講日時を別途ご案内します。
お問い合わせ先 (有)北尾石材 スタッフ馬籠(まごめ)まで
先日はありがとうございました。
色々とばたばたしていてメール遅くなり申し訳ありません。
蕎麦をやる上でどうしても石臼を作りたいと思い、御社の石臼教室をみつけてはやいもので6ヶ月経ちました。
今現在、石臼を手にしてみて早かったなーと思っています。
一時は本当にできるのかなと不安になったりもしましたが、形になったときの感動は格別でした。通学に3時間かかって行った価値がありました。
また、石臼を作ることにより、本などの机上の理論ではなく体で感じることができましたし、ただまっすぐにダイヤモンドカッターで溝を掘る作業にしても、職人さんの仕事の正確さに同じ職人を目指す人間として感服しました。
石臼で蕎麦を挽いた感想ですが、蕎麦を多く入れたときに上臼が浮き上がりや挽けない実も出てきますが、それは入れる量でカバーできそうです。
なにぶんハンドメイドなのでそれも味かなーと逆に愛着を持ってます。
次の課題としては上臼を下臼の二倍ぐらいの重さで、手回しで回せる限界の径にすれば、営業サイズのものになるなーと思っています。
時間や日にちでも結構融通を聞いてもらいいつも予定より長い時間、マンツーマンで教えてもらい感謝しています。
写真添付します。
挽いている写真と、挽いた粉で作った蕎麦です。機械回しより粘りがある粉ですごく打ちやすく甘みの多い香りの強い蕎麦に仕上がりました。
まだまだ、若輩なもので粉を活かしきれてはいないと思いますが、店をオープンの際に近くまで来られましたら足をのばしてください。
これからどんどん寒くなりますがお体に気をつけてさい。
職人さんにもよろしくお願いします。