なぜ扇子を前に置いて挨拶するのか?

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なぜ扇子を前に置いて挨拶するのか?

石屋のないしょ話

2019/08/31 なぜ扇子を前に置いて挨拶するのか?

 

日本舞踊をはじめ、日本の伝統芸能の世界では、お稽古を始めるとき、扇子を前に置いて挨拶するよう教えられます。 これは、座礼の正しい方法で、正座した膝の前に扇子を置くのが昔からのしきたりです。 腰に差したり、カバンにしまっている場合も、取り出して膝のまえに置いて挨拶します。

 

この作法がうまれたのは室町時代です。 公家や僧侶たちが扇にまつわるさまざまな約束事や作法を定めた中の一つが、扇子を前に置いて挨拶することでした。 そこには、扇子を自分の前に置くことで、相手との間に境界を設けるという意味があったとみられます。

扇子を境界線代わりにして、自分が相手より低い位置にいることを示したのです。

また当時、扇子は腰に差したり懐にしまうものではなく、手に持つのが儀礼とされていました。 しかし、おじぎをするときには、扇子を手に持ったままでは格好がよくないので、目の前に置くようにしたという意味もあったようです。

 

その一方で、この作法は武家の礼法に由来するという説もあります。 武士は護身用に鉄扇(骨を鉄で作った扇)を持つことがあったが、それを手にしたままでは、いかにも相手を信用していないようにみえる。 そこで、目の前に差し出すことにしたというわけです。

ただし、これは誤った俗説のようで、まず公家たちがしきたりを作り、それを武士が真似たと考えたほうが自然かもしれません。

 

ご参考までに・・・。

 

 

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