石屋のないしょ話 vol.2

日ごとに涼しくなり、過ごしやすい季節になってきました。 秋と言えば「食欲の秋」です。 ついつい食べ過ぎて太ってしまいがちなこの時期に耳の痛い話ですが、今回は「肥満」についてお話します。
肥満は、食べ過ぎ・運動不足・遺伝・食事の偏り・熱産生障害(体温維持や食後のエネルギー燃焼低下)・自律機能の低下などが複雑に絡み合った結果であると考えられています。 ですから太る原因は人によって様々なのですが、皆さんもご存知のよう、肥満は殆んどの生活習慣病(糖尿病・高血圧・脳や心臓血管系疾患など)の温床になっています。肥満のメカニズムは複雑で、単に遺伝だけで決まるわけではありません。 ただ、父親よりも母親が太っているほうが、子供の肥満が多いという事例から、母親の毎日の食生活や生活習慣が子供に多くの影響を与え、結果的に遺伝しという形になってしまうのかもしれません。 最近のペットブームにおいても、家族の食生活や運動習慣がペットにまで影響し、まったく遺伝が関係しないペットにも肥満が蔓延している今日この頃です。 この飽食と運動不足の社会では、誰にでも太る可能性があるのです。  
最近は肥満にかかわる幾つかの遺伝子が発見されていますが、食べたエネルギーを極力無駄遣いせずに貯め込めるエネルギー倹約遺伝子を持っている人々が日本人の場合、3〜4人に1人の割合で見つかっています。 いわゆる「太りやすい体質」の持ち主です。 しかし遺伝的に太りやすい体質を持っていても太っていない人や、逆にそうでない体質の人でも太っている人がいます。 つまり肥満はその3割が遺伝的要因で、のこりの7割が後天的な要因によるものなのです。 遺伝的に太りやすい体質の人でも、食事や運動習慣などの生活習慣を変えていけば、肥満は十分予防できるというわけです。
いきなり食事を減らしたりするのではなく、30分でも歩くことから始めてみてはいかがですか? 「継続は力なり」です。 きっと良い結果がでるのではないでしょうか? 秋は「スポーツの秋」でもあるのですから。
石屋のないしょ話でした・・・。