石屋のないしょ話 vol.144

夏本番の暑さです。 皆さん熱中症にはくれげれもお気をつけ下さい。 さて、今月の石屋のないしょ話は、先月の「一本締め」に続き、「拍手」についてお話しします。
コンサート等で素晴らしい演奏に出逢った時や、スポーツ選手jがファインプレーを見せた時、私たちは称賛の気持ちを込めて拍手をします。 日本人は、すでに弥生時代には手を叩いて相手を褒め称えていたようです。 三世紀の日本について記した「魏志倭人伝」には、下戸(庶民)が大人(身分の高い人)に出会うと拍手をしたと書かれています。 手を叩くことによって敬意を示していたのです。 これは、かつて日本では手を叩く音に精霊を呼び寄せる力があると考えられていたことが関係しているとみられています。 先に触れたとおり、神社でお参りするとき、パンパンと拍手を打つのも、手を叩く音で神様を呼び出すためです。 神社などで催される神楽では、太鼓や笛や琴などが奏でられますが、これも拍手を打つ代わりに楽器の音を使って、神様を呼び出そうとしたものです。
ふだんの場面で手を叩くのも、同様の理由からと考えられます。 大勢で手を叩き、その音で神様を呼び寄せ、称賛する相手に祝福を与えようというわけなのです。
拍手は結婚式や誕生パーティーなどのおめでたい場でよく行われますが、これも神様を呼び寄せ、主賓たちを祝福しようというきもちの表れといえます。  
石屋のないしょ話でした・・・。
石屋のないしょ話でした・・・。